Q 無垢の木(床材や造作家具など)の取り扱い方やお手入れ方法は?

 

無垢の木は、扱い方やお手入れの方法が難しそうと思われる方が多いです。

 

当社では造作家具を得意としており、使用する無垢の木は塗装仕上げです。

ソラマドの家では、国産杉の床材が標準仕様となっており、こちらは塗装をしておりません。

 

無垢の木は、塗装をしているかしていないかで扱い方やお手入れの方法が変わります。

 

どう違うのか?順番に説明していきます。

 

 

 

造作家具【塗装あり】の場合

造作家具

造作家具は、テーブルカウンター、カップボード、洗面台や棚などがあり、当社ではすべて塗装仕上げの無垢の木を使用しています。

 

木材は水に弱いイメージがありますが、塗装仕上げの場合は多少の水は弾くので心配ありません。

ただ長時間濡れたままにすると木材の内部まで水が浸透し、伸縮の反り、割れ、シミの原因になります。

 

 

取り扱い上の注意点

  • 直射日光や冷暖房器具や熱をもった器具などに近づけないでください。反りや割れの原因になります。
  • 加熱した鍋ややかん等は直接置かないでください。表面が変化する恐れがあります。
  • 濡れたまま放置しないでください。濡れたコップや缶ジュースなどを長時間置いておくとシミの原因になります。

 

 

お手入れ方法

  • 汚れやホコリなどが付いた場合は、乾拭き、または固く絞った布で優しく拭いてください。
  • ひどい汚れの場合は、住宅用洗剤やスポンジ研磨剤などで軽くこすって落としてください。

 

 

 

床材【塗装なし】の場合

床材

ソラマドの家では、杉の床材が標準仕様となっており、塗装はされていません。

そのため、塗装ありと比べると水に弱くシミになりやすいです。

 

また柔らかい木材なので、傷が付きやすいです。

天然の木材は修復力があるので小さな凹みや軽い傷などは自然と治ることもありますが、大きな凹みや傷は治りません。

 

味と捉えられる方は良いですが、キレイに保ちたい方には正直向いていないかもしれません。

 

 

取り扱い上の注意点

  • 直射日光や冷暖房器具や熱をもった器具などに近づけないでください。反りや割れの原因になります。
  • 硬いものを扱う際は落下に注意してください。また、重い家具を置く際はフェルトを付けるかラグを敷くことをオススメします。傷や凹みの原因になります。
  • 水やジュース、調味料などがこぼれた際は早急に拭いてください。浸透が早く、シミの原因になります。
  • 濡れたまま放置しないでください。長時間置いておくとシミの原因になります。

 

 

お手入れ方法

  • 汚れやホコリなどが付いた場合は、乾拭き、または固く絞った布で優しく拭いてください。
  • ひどい汚れの場合は、住宅用洗剤やスポンジ研磨剤などで軽くこすって落としてください。
  • 小さな凹みや軽い傷を早急に修復したい場合は、床に濡れたタオルを置き軽くアイロンで当ててください。(当てすぎると焦げてしまいます。火傷や火事にも注意してください。)
  • 深い傷はアイロンでは修復しません。やすりで削ると目立たなくなります。

 

 

 

無垢の木は塗装ありかなしかで扱い方やお手入れ方法が変わりますが、どちらにせよ水に弱く、長時間水に触れないようにする必要があります。

 

扱い方やお手入れ方法をぜひ参考にされてください。

 

 

 

 

 

 

ロイヤルホームズ

☝ホームページのTOPへ戻る