Q 家づくりは何から始めたらいいの?
イメージづくりから始めましょう~
家づくりを依頼するにも、どのような家にしたいのか?希望をまとめておくことで提案する側もプランニングがしやすくなります。
まず、家づくりは大まかに初期(もやもや)、中期(行動)、後期(具体的)の3段階のステージに分けられます。
そして、どの段階でも「住宅」「土地」「住宅ローン」「人生設計」
という4つのことを考えながらステージを進めていかなければなりません。
この4つのどれか1つでも欠けると、ステージを上げていけないのです。
ステージが上がるにつれて情報が過多になり、時には家づくりをあきらめそうになったりもします。
そんな時大切なのが、家族みんなの「想い」です。
「想い」があれば、どんな困難な問題でも乗り越えていけるでしょう。
家づくり「想い」の整理の仕方
- 生活形態を振り返る
専業主婦世帯なのか共働き世帯なのかによって、室内の動線形成も変化してきます。
お子さんの人数や年齢も考慮しましょう。生活時間帯も世代によって異なります。
- 要望をリストアップする
例えばご主人の書斎が欲しい、
奥様ならキッチンは是非ともアイランドキッチンが良い、
食品庫も欲しいなど、基本的な間取りが関係することから細かな部分までをリストアップしましょう。
お子様のご意見も忘れずに。
- 家族の将来像を考える
お子さんの性別や人数によって、10年後・20年後の家族像はどのように変化していくと予想されるか。
生活する人数や家族構成の変動なども見越して、間取りに可能性を持たせる住まいづくりを考えるのも一策です。
- 家具の寸法を把握
代々受け継いできた桐ダンスや大きな1枚板テーブルなど、
予め置くことが決まっている家具の寸法をまとめておくと間取りやプラン作成時に参考になります。
テレビや冷蔵庫など、大型家具製品の寸法も調べておきましょう。
- 周辺環境を考える
家族の暮らしは、家の中だけにずっといるわけではありません。
通勤や通学、買い物やレジャー、友人や近所とのお付き合いなど、さまざまな営みのなかで進んでいきます。
土地柄や交通、施設、店舗、行政サービス、医療・福祉など、家の周辺に対する希望も考えておきましょう。
日本で一番わかりやすい家づくりの「大辞典」×「大百科」すまいの手引きより
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