Q 建設施工会社の選び方は?
住宅の建築施工を依頼する相手には、大きく分けてハウスメーカー・工務店・建築家という選択肢があります。
其々に特徴があるので、自分たちにとってどのタイプの住宅会社がいいかを見定めることも、家づくりを成功へ導くポイントです。
- ハウスメーカー:自社独自のブランドを立ち上げて全国展開している
- 工務店:地域密着型である
- 建築家:施工会社とは異なり、独立した立場で設計・監理を行う
選ぶ基準としては、
- 気に入ったデザインがあるか
- 価格は予算内か
- アフターサービスは充実しているか
- 相談しやすいか
まずは自己資金と借入額などから導き出した予算を伝えます。
次に建物への要望です。
家族構成のほか、二階建てか平屋か、必要な部屋数、洗面やトイレなどの個所数、大まかなデザインも伝えることも忘れずに。
外観では屋根の形状によっても価格が変わってきます。
太陽光発電パネル、高効率給湯器など、特に取り入れたい設備があれば要望しておきましょう。
夏の暑さや冬の寒さに対応するための断熱手法はメーカーや工務店によってはグレードを設けている場合もあります。
各社から書類が出揃ったら、比較してみましょう。
単純に合計金額だけで比較するのは良くありません。
構造では土台・柱・梁など、内装材・外装材では材質・色などを比較します。
さらに水周りの設備機器メーカーやグレードも比較対象です。
工事項目ごとに単価を比べてみるのも良いでしょう。
採光はどうか、風通しはどうか、開口部からの眺望はどうかもチェックします。
断熱材の種類や厚さも比較した方が間違いありません。
最後に見積金額に含まれる範囲がどこまでかも忘れずに確認してください。
日本で一番わかりやすい家づくりの「大辞典」×「大百科」参考
☝ホームページのTOPへ戻る