コラム~家づくりお役立ち情報~
【子育て世代に人気】対面型キッチンの種類と特徴
キッチンダイニングは、家族が毎日食事をする場所で、暮らしに欠かせない場所です。
そんなキッチンはたくさん種類があるので、どれにしようか悩みますよね。
キッチンの種類は大きく分けて3つあります。
- 壁付型
- 対面型
- 独立型
なかでも対面型は、キッチンの向きがリビングの方に向いている形です。
料理をしながらリビングが見渡せるので、子育て世代に人気の間取りです♪
今回は、そんな対面型キッチンの種類と特徴をご紹介します。
対面型キッチンを検討されている方はぜひ、最後までご覧ください。
◆目次(クリックでスクロールします)
1.対面型キッチンとは
対面型キッチンは、別の名をオープンキッチンと言います。
キッチンとリビングの間に壁を設けず、開放的な印象を与えます。
最近の家では、対面型キッチンが主流となりつつあります。
キッチンからリビングが見渡せるので、調理中も子供を見守ることができ、テレビを見ながら作業をすることも可能です。
家族との距離が近くなり、コミュニケーションが取りやすい対面型キッチンは、ほとんどの方が取り入れる人気の形です。
2.対面型キッチンの種類と特徴
対面型キッチンといっても、種類は6種類あります。
- アイランド型
- ペニンシュラ型
- I型
- L字型
- コの字型
- セパレート型(Ⅱ型)
それぞれの特徴をご紹介します。
①アイランド型
アイランド型とは、「島」のように独立したキッチンのことです。
両サイドからぐるっとまわれるので、数人で料理をしても邪魔になりません。
開放的でコミュニケーションが取りやすいのが特徴で、ホームパーティーにも向いています。
リビングにドンと構えるキッチンは存在感があり、唯一無二のリビングが実現します。
注意点としては、広い間取りが必要なこと、キッチンが丸見えになってしまうこと、ニオイが部屋に充満してしまうことです。
②ペニンシュラ型
ペニンシュラとは、「半島」という意味で、アイランド型の左右どちらかに壁が付いた形です。
こちらもじゅうぶん開放感があり、ぐるっとまわれる家事楽導線です。
壁は、コンロの面につけることで油跳ねを気にせず調理することができます。
アイランド型よりも場所を必要としないので、一般的な広さでも取り入れやすいです。
注意点としては、こちらもキッチンが丸見えになってしまうこと、ニオイが部屋に充満しやすいことがあげられます。
③I型
コンロからシンクまで一直線に並んだキッチンです。
一般的な住宅に多く取り入れられ、「壁付型」「独立型」にも対応可能です。
キッチン前にカウンター(腰壁)を付けると手元が隠れるので、来客時も安心感があります。
また、水撥ねや油跳ねをカバーしてくれるので掃除が楽チンです。
注意点としては、導線が限られているため複数人での作業がしずらいことがあげられます。
④L字型
上から見るとローマ字の「L」に見えるキッチンです。
I型キッチンより大きく、作業スペースが広くとれることが特徴です。
L字になっている分2人以上が立っても作業がしやすいです。
配膳や片付けの際も、複数人が行きかっても邪魔にならないので、ストレスフリーです。
注意点は、対面型だと広いスペースが必要になる点と、Lのコーナー部分がデッドスペースになる点です。
⑤コの字型
上から見るとカタカナの「コ」に見えるキッチンです。
コンロやシンク、食洗機、作業スペースなど自由に配置することができます。
からだの向きを変えるだけでいいので、作業や配膳がとってもスムーズです。
また作業スペースも広々としているので、料理好きにはオススメのキッチンです。
注意点は、広いスペースが必要になる点と、コの字のコーナー部分がデッドスペースになる点です。
⑥セパレート型(Ⅱ型)
コンロとシンクを分けて2列にしたキッチンです。
コの字型同様、からだの向きを変えるだけで作業がスムーズになります。
2列になっている分作業スペースが広く、複数人で作業しても邪魔になりません。
カウンター側にコンロを置くとあたたかい料理をすぐに食べることができ、シンクを置くと片付けがラクです。
注意点は、洗った野菜を鍋に入れるときに水滴が落ちやすい、熱い鍋をシンクに移すときに周囲を気にしなければいけないという点です。
3.対面型キッチンのメリットとデメリット
人気の対面型キッチンですが、メリットとデメリットがあります。
- 家族とコミュニケーションが取れる
- リビングを見ながら作業ができる
- 開放感がある
- 配膳がしやすい家事楽導線
デメリットは、下記のとおりです。
- 汚れ・ニオイが部屋に広がる
- 調理中の手元が丸見えになる
- 集中して作業がしにくい
4. まとめ
今回は、対面型キッチンの種類と特徴を紹介しました。
人気の 対面型キッチンは、種類が6種類あります。
- アイランド型
- ペニンシュラ型
- I型
- L字型
- コの字型
- セパレート型(Ⅱ型)
それぞれメリットとデメリットがあります。
また、対面型キッチンのメリットとデメリットは下記のとおりです。
- 家族とコミュニケーションが取れる
- リビングを見ながら作業ができる
- 開放感がある
- 配膳がしやすい家事楽導線
デメリット
- 汚れ・ニオイが部屋に広がる
- 調理中の手元が丸見えになる
- 集中して作業がしにくい
家の中心になりつつあるキッチンは、家づくりにおいてとっても重要です。
家族でしっかり検討し、ライフスタイルと間取りに合わせた理想のキッチンを実現されてください。
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